先日ふとしたきっかけで、障害者スポーツの中でも人気の出てきたスポーツ
「バスケットボール」
を観に行ってきました。
漫画で題材にされているだけあって、思っていたより多くの観客がいました。
通常のバスケと違い、車椅子でガシガシとぶつかり合って戦うスポーツ。
観ている観客もハラハラする様な激しい当たりです。
車椅子も特殊な物を利用してかなり軽量化されており、恐らく素人には全く操れないであろう車椅子でした。
選手はとても楽しそうな表情で試合を行い、途中乱闘騒ぎにもなるぐらい熱くなる競技。
私の友人にも車椅子バスケをしている人がいるのですが、アスリートと同じように身体を鍛え、食事や体調管理にかなり気を使っています。
「足が使えないことは不自由ではない。魔法をかけられてしまっているだけ」
と笑顔で話していました。
健康な私はそんな風に考えたこともなかったし、そんな事を言われたのも初めての経験。
目から鱗とはこの事を言うのでしょうね。
その言葉を聞いて胸を打たれ泣きそうになったのですが、さすがにそこは我慢しました。
けれどもどの言葉を忘れる事なく介護と向き合って行きます。
これから先、介護の事で困ったり悩んだりしたときにはこの言葉を思い出して元気をもらおうと思います。